漢字の宿題をしている途中、急にケンケンがアハっと笑ったのでどうしたのと尋ねると、
「ねえねえ、見てみて、百っていう字、ロープウェイみたい!!!」
ここがぶらさがっているところでね、ここが乗れるところだよー。
と目を輝かせて顔を寄せてくる。
「おー。確かにそうだね。大発見だねー」
と言ってやるとワーイワーイと体を揺さぶって喜んだ。

こういうのをあのね帳に書くと面白いのにねえ。
って言ったら、
あのね帳にはできごとをかくんだよー、と顔を顰めて否定されました。
そんなことないと思うよ。
気付いたことを書けば先生も面白がってくれるよ。

以後漢字ドリルで百の問題が出ると、あ、ロープウェイみたいなやつだ、と小さくつぶやきながら書き込んでいるケンケンでありました。

夏休みにおうちに来たから育っていて当然なのです。
今は11月です。

ええ?!


今年あと一か月しかないんですか?




ええ   ?!





水槽の二匹を見て、現実の時間の経過と、自分が認識する時間の経過のギャップにショックを受けた朝でした。


盆踊りで大量購入した金魚ちゃんたちは実家で確実に数を減らしてもう数匹しか生き残っていません。台風で水があふれて流れ出した金魚ちゃんや病気で死んじゃった金魚ちゃんや、不審に姿を消した金魚ちゃんに合掌。
すだれで蓋をしてあるんですが、何しろ鵜もカモメも鷺もカラスもたくさん飛んでくるところだからして、猫を含め美味しくいただかれちゃったと思われる。
大きいのほど姿を消しているからさ・・・。




父という続柄のウチの先生が、ケンケンを迎えに来てくれたときに、ついでにおまえんちの金魚も見せろというのでダイニングに通して水槽を一目見
「フナやねーか!」
と言いました。



和金は色のついたフナだよ?



ちょっと膝裏を蹴飛ばしてカックンさせてやりたい衝動に駆られた一瞬でした。

連休

2014年11月5日 家族・子育て
連休初日はヨーさんの実家で法事。
仏前のお供えも何もかもなしで「手ぶらで来てね」とおかーさんに言われておねーさんたちに電話して困ったね困ったねと言い合ったり。
申し合わせて喪服で行ったらおかーさんはびっくりしていました。
毎度のことだけど逆に困る。
ごせんえんは安すぎだわー。言われた通り包んだけど。ええんかいな。

ケンケンはがんばってずっと座っていた。
すごい無表情で座っていた。
おつとめ終わって饅頭ほおばって幸せそうだった。

浄土真宗と違ってお経が面白かったわ。はんにゃしんきょう、かっこええわあ、すきー。

で夜ぐったり帰って荷物整理して次の日新幹線乗って静岡県行ってきました。
富士サファリパークは猛烈に寒く濃霧の怪しい雰囲気の中、猛獣の吠え声が猛り狂っていて迫力満点でした!
らくだが思ったよりでかくて怖かった。
車を後ろからダスダス追いかけてきて、ふたこぶが振動でたゆんたゆん揺れていた。
らくだのこぶって、揺れるのね!
動物園で柵を隔てて眺めているのとは全く別物でした。
ペンションのごはんはおいしかったし、次の朝、紅葉の山中湖、絶景の富士山を見られました。
富士こどもの国は広かった。
ケンケン放牧って感じで走り放題。よかったねケンケン。
凝縮の二日間でした。ずーっと楽しかった。自衛隊の演習場とこ車で通った。ひろーい。ひろいわー。うちとこのちかくの駐屯地も大概だけれど近づくと補導されるから地図でしか見たことないけど広いわー。どこまでもススキで真っ白でございました。殆ど平安時代の景色だね。

帰るとヨーさんは冷凍食品三昧で床が埃まみれだった。
洗濯物の山と洗い物の山は予想通り。
寒かったから釣りには行かなかったー
映画行ってきたー
ゴハンまだ食べてないー。
とか言うから、もう、ええと、今度は一緒に行こうね・・・。


ヨーさんが通販で注文したお茶が段ボールでどっこり届いた。
ダースじゃんこれ!
飲みきれるのこれ!

尿路結石の予防に効果があるらしいです。

ヨーさんは水分補給には結構気を遣うタイプで、お酒も弱いからあんまり飲まないしタバコは吸わないし・・・・なのに数か月前、尿路結石で七転八倒したのでした。
夜中の三時頃おうおう苦しみだして、救急医療情報センターに電話をかける破目に。異様な空気を察してケンケンも起きだしてきて、
「パパ、お腹痛いの?ヨシヨシ、おへそ出しとったらあかんのやでー!」と一生懸命体をさすったりしていた。
ひいばあと違ってまともな病院を紹介してもらい、薬入れてもらって楽になって帰ってきたのですが、折悪しく出張の日で、どうしても駅で上司に渡さなければならない資料とカメラがあるということで、仕事道具持って私が代行で特急電車に乗る破目になったのでありますよ。
スパイ映画みたいで楽しかったな。(どのへんが)


まあそんなことがあって、よっぽど痛かったのか、以後本当にいろいろ気を付けるようになり、通販に走る。


一か月以上せっせと沸かしているけれど、毎日仕事行くから、結局コレ飲んでいるのはケンケンと私なのですよね。
食べるものには私が気を付けているから、あれですよ、絶対原因は仕事が遅くまでかかっているせいのストレスと、寝る前のご飯ですよ!

はやく帰ってきなはれえー。
昨晩はケンケンも八時ジャストに寝て、ヨーさんも帰宅が早くて、最近としては記録的に早く休めるチャンスだったのに・・・。
実際早く布団に入れたのに・・・。
うまく寝られませんでした。

残念。


ヨーさんもケンケンも今朝はどんよりと起きてきて、
「寝られなかった・・・・」
と異口同音。
家族全員どうしたんだろう。
暑いんだか寒いんだか良くわからない気温だったのね。
なんか体は固かったし・・・寝返りを頻繁に打つんだけどどの体制もしっくりこないっていう感じで・・・寝られなかったのだよねー。

何だったのか。

この有様では、今夜もケンケンは晩御飯食べた直後に船を漕ぐでしょう。宿題は早めにやっつけさせよう・・・。

地球儀

2014年9月24日 家族・子育て
陽が短くなってきたせいか。
朝、廊下に差す日の角度が浅い。
その濃い陰影を見て、ケンケンがどたばたピアノの部屋から地球儀を持ってきた。
日にかざしてクルクル回し
「ドバイは今、朝が来ましたー!おおっと、こんどは、ニュウヨークが、朝が来てマース!おはようございまーす!」
と変な遊びをしていた。


・・・・。



こういうのを見て世の親は喜ぶべきなのかな。



この話を高校の後輩にしたら
「手遅れですね!」
て素敵な笑顔で言われた。
以前姪っ子の学校が「祖父母参観」を行ったとき、
「わたしはおばあさんじゃないから行かない!」
とよくわからないことを言った母だが、
お隣の奥さんが、
「孫が敬老の日だからって、折鶴をくれて赤飯持ってきてくれた」
と言うのを聞いて羨ましがっていたらしい。

夕方、母に赤飯を、父にど甘くて有名など甘い和菓子を買っていったら大変喜ばれた。

「年寄扱いするなって言っとるくせに」
と父は笑っていた。

まあ、それはこれ、これはこれだよね、おかあさん。

ちなみに持っていくのが遅れたのはケンケンが昼寝しちゃったからだーよ!

自転車

2014年9月24日 家族・子育て
ケンケンは今自転車に夢中。
夏休み中に自転車に乗れるようにしようね!
という私の張り切りは完全スルーされ、夏休みには二回くらいしか乗らず、
「怖い、痛い、暑い、蚊が来る」
で終わった。
新学期、友達は皆自転車に乗り、ケンケンは騎馬に付き添うお徒歩よろしく、公園から公園へ走り倒す羽目になり、ようやく自分の中に「自転車乗りたいな」という心が芽生えた模様。
お休みの日、車に自転車を乗せ、大きな公園の芝生の上で悪戦苦闘した結果、少しコツを掴んだみたい。
翌日家の前の道路でヨーさんと挑戦したらすーっと何回か漕げるようになった。
そこからはもうあっという間。

ふらふら危なっかしく揺れるけれど乗れるようになり、一週間もたてばすっかり達者になった。
今週は乗り回している。

秋、気候が過ごしやすくなり、近所は自転車練習ブームかと言いたくなるくらい、小さい子たちが頑張っている。
「乗れるようになって良かったねケンケン!」
と私は能天気に喜んだが、
「自転車の保険調べといてね」
としっかり注意するヨーさんは流石だなと思います。

ああ私はもうすこし社会的意識を持たんといかんですね。
追いかけまわされいじめられて、痩せっぽちの小さなシロちゃんは現在、元気いっぱいでなんだか太った。
金ちゃんよりは、まだ五ミリ程小さいけれど、体格的にそんなに見劣りしない。
金ちゃんがいじめなくなったせいかもしれない。

原因はわからない。

たぶん、ケンケンの写生と、水換えが転機・・・だと。


夏休みの宿題で動物愛護の絵という選択課題があり、ケンケンは金魚を描いた。
小さな水槽に一匹ずつ移し替え、テーブルの上で間近に観察しながら描いた。最初にシロちゃんを描き、次に金ちゃんを。

なので、生活圏の水槽には、金ちゃんが後から入ってきた形になった。
・・・・それから何日か金ちゃんはシロちゃんを追いかけなくなった。

しばらくしてまたエサを食べたあと金ちゃんはシロちゃんを小突きまくるようになった。
そのころ底石を掃除したくて別水槽に移して、今度は意図的に、シロちゃんを先行させて本水槽に戻し、暫くしてから金ちゃんを戻した。


以来いじめはない。




なぜだかはわからない。



で、お腹壊したりしたので付録のテトラフィンを捨てて新しいテトラフィンを買ってきて与えたところ、二匹ともとても元気で仲良く泳いでいる。

よかったあああああ。
シロちゃんが白い糞して底でジーッとしているの見た時はもうだめかと思ったよ・・・。
母に誘われ、連休を利用してアートアクアリウムなるものを見に行った。
都会とキレイなものが大好き。
そして家族を引き連れてどこかへ出かけるのが大好きな母である。

私はキレイなものは大好きだが都会はそれほど好きではない。
理由は人が大勢いるからだ。
精神を消耗する。

ヨーさんはキレイなものもさほど興味はなく、都会にも興味はなく、人混みは苦手である。関係ないけど大好きな海外旅行先はインド、ネパール、タイ(顔がそっち系でなじめるのかしら)。
今年も仕事は多忙を極め残業続きで気の毒である。

ケンケンの魚好きと水槽好きは水族館などの生態に関する興味なのでアートとなるとジャンル違いな気がして、
「私が一緒にでかけるから、ヨーさんとケンケンは釣りにでも行って来たら」と尋ねたら、ヨーさんが、あのね帳をば取り出して、
「なんでそんなこと言うの?ケンケン楽しみにしているよ。」
と・・・。


せんせい あのね
〇がつ 〇んにちに きらきらした きんぎょの すいそうを みにいきます 
 たのしみです
                  ケンケン



私より先にケンケンを籠絡しておくとは母侮りがたし・・。

でネットで色々調べて心を準備しておく。
チラシの写真がそれはそれは美しかったので、それはケンケンには見せないことにした。
京都の観光写真と同じで宣伝用の写真は美しすぎることが多い。
もし同じくらい実際美しかったとしても、まばらな人影のもと、心静かに鑑賞できたら受け取れるものも、ぎゅうぎゅうの群集の中ではぜんぜん受け取れない。

帰宅してから結論を申し述べると心の準備は正しかった。


飲み物とお金となけなしの元気を持って早朝出発。今回鉄道関係者の叔母から1日券なる見慣れない切符を乗車券として持って行ったので少し戸惑った。駅で母と姉親子と合流。特急に乗り込む。
NHKのブラタモリを見て以来、なんだか愛が溢れてプラットホームに立つと楽しい。電車を見るだけでウキウキする。以前はケンケンの命の心配から全く気が抜けなかったが、小学校に入り白線の意味も黄色い線の意味も一応弁えたケンケンはさほど注意を要しなくなり楽になった。
逆に体力有り余る一年生男子。乗り込んでからが面倒。
しばらくは席におとなしく座っていたけれど、
「運転席を見に行く」と言って長い列車を運転席まで。
しばらくウキウキ運転席を楽しめば
「車掌さんを見に行く」と最後尾までてくてく。
「また運転席」「また車掌さん」

風が強い日だったからか、高速だからか、けっこう、猛烈に、横揺れが、大変・・・。運動不足の主婦には揺れ揺れ特急電車の往復は普段絶対使わない筋肉を変に使って消耗した。田舎の鈍行(2両編成)に慣れた人間に特急電車は長すぎる。

「・・・・ああ疲れた」
「まだ会場に着いてもいないのに・・・!」
姉に突っ込まれる情けなさ。
主要駅の自動改札で姉と母が混乱して姪に
「だっさ・・」と言われ、ヨーさんが隠れて大うけしていた。
(なれない切符だったからだよ・・・)

絶好の行楽日和の秋晴れの都会。
道路も建物も無駄にでかい。
休日なのに人でいっぱい。人人人。
お母さんが一緒だったのでタクシーを利用できたのは嬉しかった。うちだけだった場合まずタクシーは使わないから・・・。
「楽しみだねえケンケン」と横を向くと息子はばっちりシートベルトを装着済。後から倣ってシートベルトを着ける私であった。自力でシートベルト着けるの上手になったよね・・・。
会場のホールに到着するや否や、開場前の時間ながら「30分待ち」のプラカードを持ったお兄さんに案内される。
一応建物の中だったのがまだよかったけれど、ロビーだったので冷房は殆ど効いていない中、ブラインド無しのガラスから直射日光が降り注いで相当暑かった。水筒で水分を補給しつつ、「ああやっと・・・」とホールの扉の中に入ると、そこは土産物売り場のスペースで、ロープに仕切られた人の列が蛇腹に整理されていた。入り口は遠い・・・。ヨーさんは眉間に皺を寄せて眉毛は八の字、口はへの字・・。
「ディズニーランドに比べればきっとこんなのなんでもないよ」
「まあなあ・・・そやろなあ・・・皆すごいわなあ・・・」
「平日の〇〇ランドに慣れちゃだめなんだよきっと・・・」
普段行列とは無縁の生活を送っているとコレが本当消耗する。

やっと入るころにはちょっと猫背になっていた。

さて期待しないよう頑張った結果、結構楽しめた。
最初の展示はCGを駆使した絵巻物仕立てで、移り行く四季の日本庭園を背景に泳ぐ魚影が本当に美しかった。
冬の雪景色が一番好きだな。私は。
華道と組み合わせた水槽は迫力があったけど、ちょっと花が私の好みじゃなかったかな・・・。いろいろな華道コラボ作品が他にも並んでいれば楽しかったのにな・・・横に長い和金の構図がすっきりと美しかった。大水槽は思ったよりも小さくて、ちょっと大きい変わった金魚鉢という印象だった。花魁っていう・・・。チラシだと何メートルもある巨大水槽というイメージだけれど、水族館に行き慣れていると二メートルなんてどうってことないのですね・・・。
地元の美術館を観覧するような状態でいれば二時間くらい過ごせそうですが、何しろ都会の展示会。皆さん写真を撮られるし、行列でさっさと見ないと悪いような気がするしで、所要30分と言う感じ。
ケンケンを抱っこしたり、カメラを気にして謝ったり謝られたりで、外に出るころにはもうぐったり。
ただ、同じ映像的鑑賞芸術ということなら、素直に絵画なり、映像作品で鑑賞した方が楽しめるという印象だった。
そこに、金魚という生命が実際泳いでいることで、製作者の美学が素直に体に入ってこない。
単に慣れない体験だったからかもしれないが、その人が意図するものを伝えるなら、その意図を理解した人間が表現するならわかるけれども、理解していない魚がそれを表現しきれていない。
魚は魚で、音うるさいな。とか、なんだこの光、とか、もっと普通の水槽が良いなとか、もしかしたら感じているかもしれない。
そういう余計な思考が鑑賞を邪魔して、表現者の世界に共感できなかった。
完全に絵だったらうっとりできたのにな。
金魚を見せるなら、ガラス工房とタッグしてもっとたくさんの数をこじんまりした水槽で眺めてあるく展示なんか見てみたいと思った。

あとBGMがどうしても過激すぎて耳から入る振動が辛かったかな。
繊細な音楽を選択してほしかった。
スピーカーを介する音楽の凶暴性に打ちのめされる人種が居るって誰かわかってくれないかな。もう少しどうにかしてほしいもの・・・。

近くに食べるところが無いらしいので暫く歩いて、食べるお店が集まっている区域へ。そこへ至る階段を下りてぎょっとする。
何やらイベントが催されるらしく広場に幟が立ち並び仮設ブースがずらり。嫌な予感的中でどのお店も長蛇の列で入れそうにない。
このあとミュージカルを見に行くという母と姉親子と別れ、動物園のある町まですきっ腹を抱えて移動と相成りました。
ケンケンを宥めつつ地下鉄で移動し、駅前のスーパーで幕の内弁当を買ってその辺の街路樹の脇にある石の上で昼食。
帰りは地元のスーパーで冷凍スパゲティ買って自宅でチン。

休日お出かけして外食したケースって稀。って子連れだとそうなるよねー。

名月や

2014年9月16日 家族・子育て
九月七日の日曜日に晩御飯の後、
「お外でお月様見るんだあー!」
と言ったのは私です。
大人げないです。
和菓子屋さんで昼間、ケンケンと兎とお月様とススキの可愛い落雁を買って、月見団子は明日の限定販売だというので諦め、おまんじゅうを買いました。
なのにヨーさんとケンケンはサザエさんを見て晩御飯を食べ、いつもの日曜日スケジュールまっしぐら。
基本理系のヨーさんは四季の折々の行事に全く興味がない。
お花見も七夕も下手すればクリスマスさえ、私とケンケンが騒がないとスルーする勢い・・・。
二人ともまったりモード全開で
「お外は蚊がおるからいややー」
「テレビ見たいー」
などと言う男どもにがっかりして
「ひとりで見てくるからいいもんね!」
と小学生のような捨て台詞でつっかけで家出しました。

十五夜には一夜早いとはいえ、思ったよりも丸くないお月様でしたが、雲間の冴えた光はやっぱり秋のお月様でとても素敵でした。
あー・縁側で日本酒呑みたい・・・。

そのうちケンケンが追いかけてきて、ヨーさんが苦笑しながら歩いてきました。
家族三人でお月様を眺めたのも束の間、
ケンケンと徒競走を強いられました。
秋の夜の運動会はつっかけだったから大変でした。
8月15日
盆踊りに行ってきました。
妖怪ウオッチの妖怪第一体操を踊るというのでケンケンサービスで急いで開会の六時に駆けつけたのに、
地域の和太鼓披露とか
よさこい団体の発表とか
某アイドルグループ48の一人のトークショーとか
いろいろありすぎて、
実際に始まったのは7時半です。
実際に始めるのは7時半ってチラシに書いておいて欲しいです。

そこで始まる金魚すくいバトル。

あれほど!

あれほど金魚の受け入れ態勢は大変なんだと身をもって知った筈なのに、ケンケンは金魚すくいをやりたがる。
私の駄目だの迫力に(だって丸くてゆったり泳ぐ種類ばっかりだった。和金と一緒に飼えないもん)、ようやくおりこうに納得してくれたと思ったら、お母さんがばーちゃんの甘さ全開で「させてやればいいじゃん」なんて突っ込んだから大変。
姪っ子も皆で掬って大量の金魚ちゃんを貰ってしまいました。
金魚屋のおいちゃんも、今晩だけの金魚だから持ってけドロボーなノリで、なんと30匹、ビニール袋にビチビチぱくぱく。
帰り際に掬いに行って本当に良かった。
戦後まもなくのお母さん世代は
「弱ってきたら川に流せばいいじゃない」
みたいなことを平気でいうから、
(いや、言ってもいい。言ってもいいけど子どもの前で言ってはいけない・・・)
「それ動物虐待だし金魚はともかく種類によっては外来種解放になるし子どもの前で発言を慎んで下さい」とお説教する羽目に。
これ、お姑さん相手にはとても言えないわ。
(昨今の動物虐待ニュースと、加熱しすぎているように感じる動物愛護の両極をがっかりした気分で眺めるに、母の言もありやなしやといえばアリかもしれないとは思うのが本音)
畑の大きな水槽で外飼いするのを条件にやったけど、本当によかった。
あのでかい水槽ならペットショップのトロ舟なみだし、アオコがたくさんのグリーンウオーターなので環境としたはとてもいい。
でも水合わせする余裕もなかったので母にお願いして帰宅しました。

でも水合わせぜんぜん無しで豪快に水槽に入れちゃったみたいね。
あんな過密ビニールの中なら水合わせとかやっている間に死んじゃうよ・・・。
翌日一匹浮かんでいるのを見つけて、サトイモの根元に葉っぱを被せて置いておきました。夕方もう一度様子を見に行ったら、もう骨になっていました。夏ですね。
その骨もひしひしとたかったダンゴ虫によって速やかに分解せられる模様。サイクル早い。

お母さんは餌をやりたいと言っていたけど、お父さんがきっと管理してくれるに違いない。

実家にいくたび様子をみつつテトラフィンをあげたりあげなかったりしています。アオコがあるから餌要らないと思うけど。ケンケンは手を突っ込むとぱくぱくかわいく寄ってくるので大喜びです。
私だって、水槽三つ四つ並べまくって飼えるなら飼いたいよ・・!
金魚すくいもやりたいよ・・・。
世話しきれないからー!と心で言い訳しつつ実際楽しんでいます。
丸い金魚かわいいわ。


台風の大雨で二匹流されましたが・・・今のところ他の金魚はとても元気です。
生き物が苦手と言うひいばあちゃんが意外とこの金魚を「かわいい、かわいい」と喜んでいるのが面白いです。


本音を言えば、黒出目金とか可愛いから飼いたいのに・・・うちの極道和金どもに絶対いじめ殺される・・・。勝ち目はない・・・。
金魚ちゃん計画が夏休み前に立ち上がったこともあり、ケンケンの宿題推進のため、手書きのカレンダーを二か月分用意しました。
日付、天気、できごと、課題・宿題、その次に金魚、という欄を作りました。
7月20日日曜日、晴れ、市民プール、朝顔の観察・夏ドリル・あのね帳・チャレンジ8・おんどくけいさんカード、カルキ抜き

と言う風に私が書いていきました。
キャンパスのノートを切って表がカレンダ、裏が、課題箇条書き一覧です。ページも全部書き込んで、できたら丸をしていく方式。
これは私にとってもケンケンにとっても大変役に立ちました。
やらなきゃいけないことがどれだけあるか一目で分るし、計画も立て易い。ケンケンの方から、「今日はこれだけやって、明日はどこどこへ行くからこんだけ進める」と言ってこられるようになりました。
下校に下手すると2時間かけるケンケンなので、学校がある間は、晩御飯までの時間の無さがとても精神を圧迫していました。とりあえず4時には(曜日によっては3時半)私の仕事が始まってしまうので、それまでに宿題をさせてリラックスもさせて学校の出来事を聞いて、という時間のやりくりの難しさ!
それを思えば、午前中に大抵すませてしまえる夏休みは結構良かったです。
チャレンジ一年生は・・・・土日限定稼働ですね。
夏休み中は毎日できて良かったです。

もとい。


水槽ははじめお店の人にガラスを勧められましたが、何しろ重い!
そんなわけで相談の結果、テトラPL-32 OS という水槽を購入しました。
サイズは32×16.4×22
外付けのエアレーション付
テトラフィンのフレークタイプの餌が、小さい袋で付いてきました。

初心者だから大きな水槽は要りません、と言ったら、小さな水槽で飼う方が、水が少ない分環境が安定しにくく、飼育スキルの高度さが求められるとか。言われて納得。

場所もあるし、大事にするとヨーさんに悪いしで、結局リスクの高い小さ目水槽です。

参考書は、成美堂出版の「金魚のいる楽しい暮らし 金魚の飼い方育て方 種類、選び方 飼育のすべてがわかる」です。
毎日読んで精神のよりどころにしています。
あとウェブの金魚サイトを見たりしていますが、いたずらに動揺するだけだったり・・・調べれば調べるほどリスクばっか目に飛び込んできて心配になります・・・。

シロちゃんが来てから1か月と2週を過ぎたところですが、どうもシロちゃんは胃腸の発育が良くないように思います。
餌は貪欲に追うし、とてもすばしっこく、気性も荒い方だと思うのに、もらってきたときとても痩せていたし、餌を食べるとお腹がぽっこりする。糞も健康なのをあまり出さないので、しょっちゅう食べ過ぎてぼーっとしているようなかんじ。
翌日になるとすっきりしてひゅんひゅん泳ぎまくっているんですけど・・・。今月頭には白い糞を出して底にじーっとしていましたので3日間絶食させました。フレークのテトラフィンで消化不良はまず考えられないとネットにありましたので、どういうことなのかなと。
試しにテトラフィンベビーと与えてみたら、とても食べにくそうですが、すごく元気になりました。
赤ちゃん用がフィットってどういうことなのシロちゃん!
水は週一で半換え、月イチで全替えしています。
砂利を洗うとたくさんのゴミがブワッと出てくるのでびっくりします。きったなーい!
エアレーションは比較的静かに稼働してくれて私は満足していますが、ケンケンがサメテレビの影響で、「もっとブクブク酸素を出さないと金ちゃんくるしいよー!」とわかってくれずに言い争う日々が結構続きました。
大磯砂を敷いて、カボンバを入れています。
あと、貝殻を何個かと、ケンケンがウキウキ買ってきた作り物の水草の飾り。 水温計も居れています。
毎朝起きると元気かなあと覗き込み
毎晩寝る前にぼーっと観察したりして。

可愛いのは可愛いけど心配ばっかしているので、参考書に謳われるような「楽しい暮らし」という能天気さは無いな・・・。


大き目どすこいな金ちゃんに追いかけられ突かれ圧し掛かられ、翌日にはとうとうシロちゃんは、エアレーションの傍から離れなくなりました。ずーっと同じ場所でぱくぱくしている。
これは非常にまずい。
がんばれシロちゃん!

とにかくとても痩せている気がしたので、何とか生きながらえている感じの三日目、恐る恐る餌をやってみました。
弱っているときは絶食が金魚の基本らしいのですが、どうにも素人の心配が高じて我慢できなかった。



 食うわ食うわ。



同じ金魚とは思えない。


もしかして純粋に飢えて衰弱していた?
そこへ引っ越しといじめでとどめを刺されそうになっていたというわけかなあ。

それ以降一週間、相変わらず金ちゃんはいじめ続けましたが、日に日にシロちゃんの反撃が始まり、五回に三回はシロちゃんが金ちゃんを追いかけていたりします。
がんばれシロちゃん。
君にはガッツがある。

とはいえ、ストレスフルには違いない環境なので、分けて育てた方がいいのでしょうか・・・。

一匹目の和金の名前は金ちゃんに決定。
最初ケンケンは「ケンケンがいい」と言っていたけれどもし死んだらものすごく嫌なので私が駄々をこねてやめさせました。
それで代替案が金ちゃん。

  安易  それは  せつなく~ ♪

バクテリアによって水が安定するためには、魚が食べて出して暫くしてからで、最初の一匹目は死ぬ確率が高いらしいと店の人が言っていました。
だから最初は丈夫で安い和金を買って、環境が安定したのを見計らって、二匹目は少しお高い素敵なのを買うとよろしいよとアドバイスされて、おお、飼育魚の世界はドライだなあ、と思う反面、それだけ小さくて影響されやすい命なんだなと余計プレッシャー。
ある日朝起きたら浮かんでいました的な未来が来ないように気を付けなければ~!
と相当ビクビクしながら、水合わせも本のとーーーーりに時間を計ってやって、一週間を過ごしました。

「わーい二匹目!」
と再び店を訪れ、二匹目はコメットさんなんかかわいいなあ。尻尾の長くてひらひらしたのーと少々夢見がちな私をスルーしてケンケンは、煌びやかな水槽を通り一遍目で撫でてすぐに外のトロ舟へ。

やっぱり和金をもう一匹掬ってもらったのでした。


ええー・・・・・。


金ちゃんは和金の代表みたいに明るいオレンジぽい朱色だけれど、こんどのは地色が白で、頭からお腹に緋色に近い鮮やかな朱が乗っていてとっても綺麗。
先週からこれに決めていたんだそうな。
ところがコレが捕まえようとすると異様にすばしっこい。
お兄さん悪戦苦闘してどうにか掬い上げました。
泳ぎが早かったのもケンケンの気に入ったようで上機嫌です。

命名シロちゃん。



ところが



シロちゃんは金ちゃんに比べて少しやせて小さいせいで
金ちゃんが突きまくりの追いかけまくりでヘロヘロに。
カルキ抜きしてバクテリアを入れてエアレーションで水を回して最低一週間。
それから丈夫そうな和金を一匹やっと購入しました。
夏休みが始まったばかりの土曜日のこと。
「まだまだまーだー?早く行こうよー」のケンケンを宥めつつ洗濯物を室内干しして出かけました。
空は重い鉛色。
車を進めるに従って空の色はますますどす黒く、
「うわーママ、ママ、でんでらがせまってきたよー」
とケンケンは心配そう。ノンタンの絵本で意地悪な雨雲が「でんでら でんでら」とやってきたことから、我が家では豪雨の前のあの黒雲をでんでらと言うのです。
「今にも降りそうだねー」と言うか言わないかでドロローン!と雷鳴が轟き猛烈な雨が降ってきました。
フロントガラスを叩く雨粒は5百円玉大で時速30キロでひーとか言いながらペットショップまで辿り着きました。
葵の仲間だと思われる、見たこともないくらい大きな花が駐車場に咲いていて印象的でしたよ。

雨脚が弱まってから、店の軒下のトロぶねで元気に泳いでいる小さい和金の群れの中から、「大きいやつあげような」とお兄さんが一匹掬ってくれました。
ノウハウ本で「金魚は揺れるのが嫌い。振動を怖がる」と読んでいたので、ケンケンは膝に金魚が入った袋を抱いてわくわくした顔をしていました。
お兄さんが金魚の入ったビニールにボンベから酸素をシューっと勢いよく詰めている様子が、テレビで魚を輸送準備する様子と全く同じだったので興奮して飛び跳ねていました。
気分は魚類運搬屋。
「ドバイにしゅっぱつーう♪」と上機嫌。

私はケンケンが喜んで嬉しかったけれど、果たして死なせずに育ててゆけるか不安いっぱいでした。

金魚

2014年9月12日 家族・子育て
地球ドラマチックという番組で、水族館御用達の魚を捕まえる専門業者が、オーストラリアから中東のドバイまで、ツマジロという美しいサメを輸送するドキュメントがありまして、これにドハマりしたケンケンが一か月「魚を飼いたい」を叫び続けたのに負けて遂に金魚を飼いました。


ただし年中さんのときにザリガニを一匹実家付近で捕獲して飼おうとして死なせたのが悔やみきれず、
「ここだけは譲れん飼育はお母さんがやるケンケンの金魚とゆめゆめ思うなお前にはまだ早すぎる」
と「金魚の飼い方育て方」ノウハウ本を購入して一応勉強しました。
「いますぐ飼いたいよおおおおおお!」
「だめだー!」
と毎晩抵抗して、

本だけでは心配なので魚オッケーのペットショップに行ってレクチャーしてもらって、水槽もポンプもバクテリアも整えて計画的に和金を二匹購入しました。一匹90円。やっす。

やっぱり勉強してみて、小さいころ金魚を飼ってたくさん死なせたのは山ほどNGしまくったせいなんだと罪悪感に苛まれました。
こんなに専門知識が必要だとは。
それでも生き残っていた個体って本当に丈夫だったんだなあと。

たいへん可愛いです。
どうか長生きしてほしい。
こんにちは。
充実の夏休みを越え、新学期の一週間家事もそこそこに食っちゃ寝しておりました。二週目からどうにか人間を取り戻した次第です。
生活メニューが変わると一週間使い物にならなくなるのはいつもの事なので体に任せて怠けまくったら復活が例年よりも早くなった。

外耳炎がひどくて医者通いしていたせいもあるのだけれど。



夏休みはですね

山に川遊びに行ったり、
花火大会を楽しんだり、
盆を親戚と大騒ぎしたり
海で遊んだり
プールに行ったりプールに行ったりプールに行ったり
磯遊びしたり
釣りに行ったり
水族館行ったり
児童館に遊びに行ったり
ザリガニ釣りに行ったり
フナ追いかけたり
盆踊りしたり
一年生の夏休みとしてはキャンプ以外ほぼ網羅したかんじ。

おかげで私も真っ黒に日焼けしました。
いくら日焼け止めクリームを塗ったとしてもですね。
水に潜ったらおしまいです。
子どもとマンツーマンで水場に行って自分は濡れずに済ませるなんて不可能です。


シュノーケル買っちゃったしね・・・。


図書館も博物館も毎週末行ったかんじ。


あ、金魚飼いました。

ケンケンとゆう君と一緒に公園で遊びました。
「おう、おままごとしよーぜ!」
「うんいいよ。」
で始まり、
ゆう君がお父さん、ケンケンがお母さん、私がこどもの役になりました。
「よし、かまどを作ってごはんの用意をしよう!」
「ケンケンのおかあさんは葉っぱをとってきて!」
「いっぱいとってきて!」
「少しはあかんぞ」
「ようけやで!」
と言われたのでその辺のクローバを地道につんでいると、ケンケンとゆう君は這い上るくらいの斜面の粘土壁を石で一生懸命削っている。
何をしているか尋ねると、白い部分だけを削り取ってごはんにするらしい。
集中してバランスや足の密着を気にしていないと下に滑り落ちてしまう。引き続き私がぼーっと草摘みをしていると
「うわー!」
「だいじょうぶか!」
「がんばるんだ。ごはんをつくるためだ」
「そうだ。がんばれ!」
とかなんとかいう熱い叫びが聞こえてくる。
スポーツドリンクの宣伝みたい。と思いながら飽きてきたので体育座りでぼーっとしていたら
「ケンケン君のおかあさん、ちゃんと働かなあかん!」
と叱られた。
で、仕事を交代した。
同じような色の土は安全なところにもちゃんとあったので、とがった石を見つけて労せずノルマを達成してアリの巣を観察したりバッタを捕まえたりしていた。呼ばれたので行くと柵にカタツムリがたくさんいたり、バッタを巣まで運ぼうとするアリを観察したりといろいろと脱線しつつずーっと葉っぱを積んだり土を掘ったり削ったりしていた。
そうこうしているうちに雨になり、
「帰らなくっちゃ!」
「ごはんを作って食べよう!」
「かまどにざいりょうを入れるんだ!」
「まぜよう。ぐつぐつ。できたよ」
「いただきます。ばくばく」
「ばいばーい」


そんなかんじで帰ってきました。

どのへんに突っ込んでいいかわかりませんが、とりあえず前回のおままごとで泥だらけになって帰ってきた理由がわかりました。
粘土の崖を何度も滑り落ちたりして今日もケンケンは泥だらけ。

ひとつだけいいかな。

お父さんとか家族の役割決めたけど。

あれ要った?
浜に杭を打ち網を張って、膝下くらいの水深で即席の生簀を作り、そこに魚を放流して、生け捕りの楽しさをサービスするのが たて干し。

今年も行ってきた。
去年のイベントは企業主催の家族サービスで、姉一家に便乗した形だったけど、今年は児童館主催。小学校の同級生が多数参加していてケンケンは大喜び。
親+子供、他は知らない人たち、という構図だと親はずーっと子供の機嫌をとらなければならないので、子供同士遊んでくれるのはとても嬉しいし微笑ましい。

朝九時半受付現地集合。
一番小さいクーラーボックスを担いで駐車場で早くも、通学友達のあっ君と合流。きゃあきゃあ飛び跳ねて喜ぶケンケン。
ほどなく級友のりょう君発見。奇声を上げるこどもたち。
テンション高い・・・!
はなから水着を着せてきたので堤防を降りるや浜辺にダッシュ。
荷物をあわてて置いて追いかける。
汚れてもいいTシャツに汚れてもいい膝下パンツ。カヌースタイルで臨んだけど正解。
ヨーさんは昨夜の飲み会に持ち込み仕事の多さで、今日は母子二人でのエントリだから覚悟してきた。
一年生のはしゃいだ子供たちがきゃあきゃあ足を濡らすだけで済むはずがないんだ。朝の冷たい海にざぶざぶ入り込んであっという間に臍までずぶぬれになった。
ちょうど腰くらいがこどもらの肩くらいなので、それ以上深く入ると危険だから、「こっから先は行くんじゃない!」と海の中で手を拡げて注意していたら、そういう係りの人みたいになっていた。
他のお母さんたちは波打ち際で「〇ちゃん駄目よー!」などと注意している。例によってお父さん参加率はすごく低い田舎だな!!
こどもが十人海に入ったら十人以上の大人が入ってきてくれないと安全保障できないよ。誰か!
学校行事で良く思うけれど、こういう場合の危機管理ってあんまり考えられていない。子供の安全の責任なんて他人には本来取りようの無いことだらから、保護者はもっとそこに気を配るべきだと思うのだよ・・・。主催者側は遊びの企画者であって、保護者同伴なんだから責任の所在は親にある。
きっと後ではりきっていたとかでしゃばっていたとか目立っていたとか言われんだろうな。でも事故が起こるのは嫌だもの。基本的に公の場では気配を消して隅っこにじっとしている私ですが、一人っ子のケンケンに事故が起こるのは想像するだにオソロシイから行動するのみ。
犬かきしてきた幼稚園児がぶくぶく沈みかけたので引き上げたりしている間にケンケンが足を滑らせて視界から消えたりとか勘弁してほしい。間近ではしゃいでいるこどもらを見るのは楽しいけどね。
そのうちお父さんが三人くらい入ってきてくれた。お母さんは誰も海の中には入らなかったよ私以外。

すっかりびしょ濡れで受付を済ませて(まだだったんですよ)
開会までもういいというくらいケンケンは海を泳ぎました。

網の準備が整うまでに、砂に色を塗った大きな貝殻を埋めておいて、子供たちに掘り返させる宝探しゲームや、綱引き、ビーチボールリレーなどを楽しみました。

さてやっと本番のたて干しが始まるころにはもうワタシ的には帰りたい気分満載でしたが・・・。軍手をはめて夕食のおかずを持ち帰らなければなりません。よし頑張ろう。
でも最初から、一匹も捕れなかった人は数匹業者から貰える、という参加賞目当て。ケンケンは張り切っていたけど、人は大勢だし、水は濁っているし、泳いでいる魚はなんだか怖いしで、全然取れません。
入ったのも3チーム目だったので魚影は殆ど見つけられませんでした。周囲ではタコだの鯛だの大物の青物などが捕獲されていましたが、やっぱり一匹も捕れなかったー。

係りの人が、「捕れなかった人は生簀で魚をもらえます」
と触れ回っているのを聴いて、「おかーさん!いけすだって!いけす、いけす、いけすにいかないと!」
と生簀を探して慌てているケンケンがおかしかった。

アジを三匹いただきました。

大物を捌いてもらう人が列を作っている中、海の家で貝汁を頂いて、持ってきたサンドイッチだのおにぎりだのを食べ、やれやれと思った頃に児童館の皆さんは「それではぼくらは帰りますー」と、見事にさーっと帰っていったのにはびっくりした。たいへん速やかな退場でしたご苦労様でした。ありがとうございました。保護者側がリアクションを取る暇もなかった。気づいていない人もいた。実際あっ君のお父さんは、
「あれっ?児童館の人は?」
ときょろきょろしていたくらい見事に消えた。

そのあとじっくり海で泳いで、砂遊びをして、浜辺を走り倒して、・・・三時過ぎに帰ってきた。
アジを処理して片付けしてシャワーを浴びて少し横になって起きたら五時前だったりして、慌ててスーパー買い物行って料理して後片付けして寝支度して土曜日は終了したのことですよ。

アジは塩焼きにしました。美味しかったです。

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