五歳児を持つ核家族にとって、八時はイッテQの時間だし、
お風呂だの何だの寝支度に忙しいから、ゆっくり大河ドラマは見られない。
六時のBSで視ることは可能なんだけれども幼稚園児に大河は少し恐ろしいらしくちびまる子ちゃんとかサザエさんとかを見てしまってやっぱり見られない(今年の大河は余計に・・)。
そんなわけで土曜の昼の再放送をあまつさえ録画して、さらに遅れた火曜日の昼とか次の週の土曜の夜などに視聴しているから、世間ではもう襄さんが登場しているのにまだ降伏の回を視ているという・・・もとい。

ああ、やっと、

やっと戦争が終わった長かった・・。
衝撃の尚之助様との別れのシーンは、こうきたか、という感じでした。
尚之助様は、三郎になった八重をどう思っていたのかな・・。
途中までは一緒に行こう、と思っていたのか、それとも最初から残そうとしていたのか、祝言の紅の話を聞いて、やはり八重は三郎ではない、と思い切ったのかもしれませんが、
貴女はあなたでいればよい!と銃を学ぶパートナー=結婚相手とした尚之助だったから、あの、「女がいるぞ!」はある意味八重の人格の半分を否定した上での守り方だったのかな、と思うと虚しいというか悲しいというか切ないというか。
共に行けば切腹かも、という道程に妻を連れて行きたくはない、というのは当然の感情だけれども、戦士としての資格、銃を持って戦ったことを全否定したということになるのだもの。実際連れて行っても周りも扱いに困っただろうな・・・。別れ際の表情はまっこと辛い。きっついシーンでした。

「そんでも・・・空は変わらねえのか」







懊悩は続いていくのですが、悲劇が続いても、今年のヒロインは打ちひしがれたりせず、ひたすら現実に立ち向かうツヨイ女性であります。作り物めいた健気さとかでなく、地道に積み上げていく。
積み上げたものがなぎ倒されたら、もっかいイチから積んでいくという、視ていて姿勢を正す気になります。

それにしても、今回の大河は慶喜と容保が憑依レベルだけど、板垣もすばらしい。板垣最高!
山川大蔵は今まであんまり知らないひとだったけど、ちょっとしっかり勉強したくなってきました。
斎藤、きっと東京で八重と再会してくださいね。
会わなくてもいい。巡査姿の斎藤が八重をチラッと見かける描写だけで十分・・・。どうでもいいけどいつ出るかいつ出るかと思っていたのに、半次郎が、半次郎が全然出てこないってどういうこと・・・!!



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