ケンケンの添い寝に寝床に居たら、吹き抜けの上にある、磨りガラスの明り取り窓が眩しいくらい輝いていて、開けっ放しの障子の向こうの私の目を射していた。
なんだろう
あ 昨日が満月だったかな
そうか十六夜の月だ
そう気が付いて、ケンケンが寝付いた後、二階のベランダに出てみた。
朝は雲が多かったけど、いつの間にかすっかり晴れていて、初秋の月は皓々と天頂にあった。閉め切った部屋の中はむっと暑かったけどベランダに届く山からの風は涼しくて気持ちよかった。
あーあ
こんな夜、だんなさんと差し向かいで冷酒を注しつ注されつするのが夢だったなあ。
縁側がほしい。
眠いのも忘れてひとりベランダで暫く月を眺めていました。
優雅な時間。二日前のこと。
なんだろう
あ 昨日が満月だったかな
そうか十六夜の月だ
そう気が付いて、ケンケンが寝付いた後、二階のベランダに出てみた。
朝は雲が多かったけど、いつの間にかすっかり晴れていて、初秋の月は皓々と天頂にあった。閉め切った部屋の中はむっと暑かったけどベランダに届く山からの風は涼しくて気持ちよかった。
あーあ
こんな夜、だんなさんと差し向かいで冷酒を注しつ注されつするのが夢だったなあ。
縁側がほしい。
眠いのも忘れてひとりベランダで暫く月を眺めていました。
優雅な時間。二日前のこと。
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