カルロが気になる24巻。
宇宙兄弟は一巻のボリュームがしっかりあるので、アルスラーンと違って続き続きと悶えずに済む。
人には言えない父親の職業と父との訣別。
主観的にカルロと一体になるには遠すぎて、客観的にカルロを眺めるには近すぎる、中途半端な演出だったように感じたー・・・。
画面構成の問題だったのかな・・。
カルロの表情の動きが少なかったのもあったのかな。
作者さんの中で演技をさせにくいキャラクターなのかもしれない。
どうもモヤモヤするカルロさんの過去でした!
これはでも復帰する方向ですね。
ギリギリで何かのトラブルでしれっと元の鞘に収まって、出発!という流れかと予想。

シャロンは今回前向きに語られていてよかった。
シャロンはずっと前向きに頑張っていたけれど、自分の頑張りではなく、同じ立場の他人に「大丈夫よ」と言ってもらえて楽になった。救われた、というエピソードはとても良かった。
宇宙飛行士と似ている、という患者さんの言葉は、取材で得たものなのかなあ。
介護されている姉妹が妙にリアルなので、実際こういう方がいらっしゃるのかな、と感じた。
たぶん宇宙兄弟連載当初は、漫画は作者の中にあって、ムッタ中心に動いていただろうけど、取材しているうちにどんどん宇宙関係者やALSの患者さんやスタッフたちに触れていくにつれ、自分の中のドラマよりも実際の人たちを描きたくなってきたのかな、という印象。
それはそれでいいんだろうけど、あんまりムッタから離れて行って欲しくないなあ。

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